サマリヤの女(2)

ヨハネ4:27~38

悲しく苦しい人生を送っていた女性にイエスさまはやさしく近づく。女性はイエスさまの言われることに関心を持つが、私たちも霊的なものに関心を持つ聖徒にならなければならない。女性の目が開き、霊と真(聖霊と御言葉)の礼拝者となる。

①女性の大きな変化 4:27
弟子は、イエスさまが異邦人の女性と話している事を不思議に思う。当時ラビは公の場で女性と話すことはなっかったからだ。

4:28、29
女性は水を汲みに行ったのに水がめを置いて町に行った。彼女の初めの目的が変わっている。人ははじめ問題や苦しみを持って教会に来るが、恵みを受けると人生の目的が変わって福音を伝える伝道者に変わる。私たちの目的も変わらなければならない。肉に属するのでなく霊的に変わってくる。
自分をいじめた人々の所へ行って福音を伝える女性。素晴らしい変化である。女性は「イエス・キリストはメシヤである。」というメッセージを確かに持っていた。

4:30
女性の話を聞いて、人々がイエスさまのところに来た。今までは無視していたのだが。

4:39~42
人は女性の言葉によらず、イエスさまの話を聞いて救い主であることがわかった。人を教会に導くとイエスさまが働いて下さる。

②まことの食物 4:31~33
「私には本当の食物がある。」と言われるイエスさまと、この世を考えている弟子の話がかみ合わない。この世に属する人は肉に関する事ばかり話題にするが、霊的に目が開かれる体験をしなければならない。 ローマ8:6、ヨハネ6:63

4:34
まことの食物は天の父のみこころ(魂の救い)を行うこと。そのみわざを成し遂げること。イエスキリストを伝える。主のために働く伝道者になる。腐らない永遠の食べ物のために働く。

③イエスさまのビジョン 4:35
普通の人よりも、遠く高い所を見ること。イエスさまのビジョンに参加する聖徒になる。麦刈では雨が降ると収穫できない。色づいたらすぐ収穫しなければならないという「時」がある。熱心に伝道してイエスキリストの恵みに加わる。

4:36~39
ひとりの魂のために最善を尽くす聖徒になる。人々が伝えて牧師が刈り入れる。収穫する緊急性がある。腐るものでなく永遠の命の為に働く人になる。

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