信仰の世界
ヘブル書11:1~6より 神様を信じることが神の業を行うことである。特に祈っても答えが出ない時など、環境が難しい時、信仰を守ることは簡単ではないのであるが。 ①信仰とは何か? 信仰とは望んでいる事柄を、実際に形があると信じることである。目に見えないものを確信すること、受け取ったと信じることである。 ②信仰の根拠は何か? 根拠は神様の約束の御言葉である。だから、現実は厳しくても、聖書の約束を信じる。福音の力は御言葉の力によって勝利することである。 百人隊長はただ御言葉を信じた。 ハドソンテーラーはイザヤ書53章5節「しかし、彼は私たちのそむきの罪のために刺し通され、私たちのとがのために砕かれた。彼への懲らしめが私たちに平安をもたらし、彼の打ち傷によって、私たちは癒された。」という御言葉に感動して、中国1億人のクリスチャンのための初めの伝道者になった。 ジョージミューラーは詩編68篇5節「みなしごの父、やもめのさばき人は聖なる住まいにおられる神」という御言葉を与えられて3000人の孤児を養った。 シカゴ火災でムーデイー牧師の教会は焼けたが、もっと大きな教会を与えて下さるという神の約束の言葉を信じるとその通りになった。 ヨシュアが語られたように、神の御言葉を昼も夜も口ずさむ。 イエス様は御言葉で悪魔を追い出された。 ③信仰がなくては神に喜ばれることはできません。 信仰がないと道ができない。御言葉が信仰と結ばれないと役にたたない。ルターの宗教改革のもとはただ信仰だった。神様を求めると必ず報いて下さると信じ、肯定的な考えを持たなければならない。430年間奴隷であったイスラエルの民は、46年の放浪で奴隷の考えから、「できる」という信仰の民に変えられたのである。